眼瞼手術

代表的なまぶたの病気である加齢性眼瞼下垂や眼瞼内反症、霰粒腫などの症状に対しても局所麻酔下で手術を行います。
まぶたが下がり、目が開きにくい、視野が狭くなった、まつげが目に入って痛い、まぶたにできものができた等の症状がございましたら日帰りでの手術対応が可能です。

加齢性眼瞼下垂

まぶたが下がり、目が開きにくくなり、視野が狭くなる状態です。原因として上まぶたを上げる筋力が弱っていることが多く、目を開けようとするとおでこにシワができ、目が疲れやすくなり、肩こり・頭痛といった症状を伴うこともあります。当院では、出血や術後の腫れを軽減するために、炭酸ガスレーザーを使用した手術を行っています。

眼瞼内反症(さかまつげ)

まぶたが内側を向くことでまつげが目に入ってしまい、眼球に接触する事で角膜を刺激しチクチクした痛みや異物感、目ヤニ等の症状が引き起こされます。加齢により皮膚組織の過剰や皮下筋肉の筋力低下が原因として挙げられます。当院では、出血や術後の腫れを軽減するために、炭酸ガスレーザーを使用した手術を行っています。

霰粒腫

涙の成分を分泌する脂の腺の出口(マイボーム腺)がつまることで分泌物が溜まり、まぶたに腫瘤が形成されることで腫れや異物感を感じるようになります。 麦粒腫 と違い細菌感染を伴わない無菌性の炎症です。点眼・眼軟膏の治療により改善せず悪化する場合は、局所麻酔をしてから切開・霰粒腫の摘出を行うことがあります。

麦粒腫(ものもらい)

細菌感染により、まぶたの一部が腫れ軽度の痛みやかゆみを伴います。炎症が強くなってくると赤みや腫れ、痛みが強くなることもあります。涙や汗の分泌腺や毛穴から細菌が感染して症状を引き起こします。基本的に抗菌薬の点眼や眼軟膏を使用して治療を行います。